御影英語塾の開塾の経緯

日本語環境で育った私達には、表意文字(漢字)、ひらがな、カタカナと表音文字もあり、音韻は「子音+母音」音節を基本とし、母音は5種類しかないなどと、アルファベット系の言語とは、著しく異なった言語で育っています。ABCDの組み合わせで単語ができあがり、中には発音しないアルファベットもあり、単語が無限に繋がって意味が全く変化する英語とはかなりなりわいが違うと思いませんか。ですから、私達にはもっと新しい英語学習法があっても良いと考えました。その開発のヒントは、英国にありました。このネイティブ(英語を第一言語としている人々)とは異なった英語学習方法をイギリスでは開発していました。それは、1943年第二次世界大戦の最中に、異なった民族に短期間で英語を教える為に、第二カ国語としての英語教育に熱心なケンブリッジ大学の言語学者達が、約5000人の兵士達(捕虜達も含む)に短期間で英語でコミュニケーションできるようになるプログラムを作ったのです


そのプログラムの根幹にあったのが、外国人に英語を普通に自国語と同様に使えるようになってもらうには、単語や文法、フレーズを記憶させるのではなく、学習者が関心のもてる題材を使って、学習者に表現(スピーキング&ライティング)を多様な場面で、多くのアウトプットをさせることでした。そして更にこの学習方法の開発は続き、新たにケンブリッジ大学の中から分離して非営利組織として設立されたCambridge Assessment(2005年)が引き継いでいます。現在では世界130カ国で毎年550万人が利用する英語学習及び検定サービス機関となり、IELTSは1990年に同機関によってアカデミックな英語検定サービスとして別に考案されます。


2002年には、日本で12年間、インドで1年半の教師体験を経た米国人の言語学者であるD.アトキンソン博士(現在はアリゾナ大学教授)が、英語教育で”Sociocognitive”という第二ヶ国語習得の新しいアプローチに関して論文を発表しました。その「社会認知言語ラーニング」とも言える学説は、従来の学校環境での英語教育や言語学分野の通説に大きな影響を与えています。特に日本の家庭で子供達がどのように言語を取得するかをつぶさに研究したアトキンソン博士の発見は、従来の英語教育では軽視されていた、大脳生理学的なアプローチからの第二言語習得論に光を当てたのです。世界共通語であるコミュニケーション手段としての英語を学習する為には、記憶や暗記を強いるのではなく、学習者がどう表現するのがその場面で適切に相手に伝わるかという視点で、スポーツのゲームのごとくトライアル・エラーの体験を積み重ねなくてはならないという概念です。つまり異文化(アートや工芸、ビジネス全てを含む)を英語で学ぶ、イングリッシュ・プラス(EnglishPlus)が新しい学習効果のWhyを説明してくれています。